雀荘バイトの実態【初心者でも入れる?】元スタッフが仕事内容・時給・客層を全部語る

雀荘サムネ1

「雀荘バイトってどんな感じ?」と気になってこの記事を開いた方へ。

筆者は大阪のとある地域で雀荘のメンバー(従業員)として働いた経験があります。この記事はその実体験をもとに書いています。

大手チェーンの雀荘ではなく、地域の小さな店舗の話です。健全に運営されている店舗が多い業界であることを最初にお断りしておきますが、自分が働いた店は割とカオスでした。

警備員シリーズよりも闇が深い内容です。先に警備員の記事を読んでいただくと、「上には上がいる」という感覚で楽しんでもらえると思います。

警備員シリーズはこちら


このシリーズでわかること

前編(この記事): 雀荘とは何か・貸し卓とフリー卓の違い・初心者でも入れるか・実際の客層

中編: 仕事内容の詳細・時給・メンバーの制約11個・給料がマイナスになる理由

後編: 人生の底に最も近かった時期の修羅場・ヤバい客・辞めるまでの全記録


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そもそも雀荘とは

雀荘とは麻雀をするための卓と牌が設置された店舗で、料金を払えば誰でも麻雀を楽しめる場所です。財布だけ持っていけばOKです。

店舗によってはフリードリンク、フードメニュー(出前対応含む)がある場合もあります。


貸し卓とフリー卓の違い

雀荘には大きく2種類の遊び方があります。

貸し卓

3〜4人のグループで来店し、卓を1つ借りて仲間内のルール・レートで自由に遊ぶスタイルです。

料金は卓ごとの時間制で、だいたい1時間1,000円前後。4人なら1人250円程度。フリードリンク込みの店が多いです。

来店前に電話で人数と来店時間を伝えておくとスムーズです。4人打ちから3人打ちへの変更は牌のセットが変わるため、直前の変更は少し手間がかかります。

フリー卓

1人で来店しても遊べるスタイルです。同じく1人で来ている他のお客さんと卓を組む形になります。3〜4人揃わない場合はメンバー(店員)が対戦相手として入ります。

料金は半荘(ゲーム)1回ごとの精算が多く、筆者の店舗ではトップ払い400円でした。


初心者でも雀荘に入れる?

結論:ルールを覚えていれば問題ありません。点数計算が苦手でも大丈夫な店が多いです。

よく聞く不安の声はこの3つです。

  • 知らない人と打つのが怖い
  • 点数計算がわからない
  • 怖い客がいそう

雀荘のイメージとして「グラサン・パンチ・金ネックレスの強面客層」「小指のないおっちゃん」「タバコの煙モクモク」という先入観を持っている方も多いですが、実際はそんなことありません。

筆者の店舗によく来てくれていたお客さんは、大学の教授・医師・自営業者・お菓子屋さんなど普通の職業の方がほとんどでした。

点数計算が苦手と事前に伝えてもらえれば、メンバーが後ろから点数を申告するなどのフォローをしてくれる店が多いです。来店前に電話で「初めてなのですが」と一言伝えると対応を準備してもらえます。

電話した時点で微妙な対応をされた場合(「まぁ大丈夫だと思いますけど〜」程度の対応)は、その店は避けることをおすすめします。最初の雀荘体験が嫌なものになると、麻雀そのものが嫌いになりかねないので。


実際の雀荘はどんな雰囲気?

メンバーはスラックスに白いカッターシャツ・ネクタイ着用が基本です。

髪型の指定はなかったので、筆者は肩甲骨まであるロングヘアのプリン頭で勤務していました。胸ポケの名札には「ロン毛プリン」と書かれていました。同期の坊主頭の爽やかな同僚は「和尚さん」でした。

「それなりの名前つけるぞ?それでいいなら好きな髪型にして来い」

というスタンスで、ある意味自由でした。

新規のお客さんが来店した際には自分の名前を名乗るルールがあり、

「新規さんご来店です!いらっしゃいませ〜ロン毛プリンです!本日はフリーのご来店でよろしかったでしょうか?」

という関西漫才の出だしのような口上で迎えるわけです。後に常連化した方に感想を聞くと「やべぇとこ来てもた、帰りたい」と思った方が多かったそうです。

ちなみに入店1ヶ月後に丸坊主にしたため「住職」に改名しました。


雀荘バイトに向いている人

前編の締めとして、実体験からの正直な意見を書きます。

向いている人

  • 麻雀が好き、もっと強くなりたい
  • 深夜・早朝シフトが苦でない
  • 接客が好きで、お客さんを楽しませることが好き
  • 理不尽な状況でも冷静でいられる

向いていない人

  • 麻雀がそこまで好きでない(仕事でやらされると確実に嫌いになります)
  • 規則的な生活リズムが必要な人
  • 給料の安定を求める人(理由は中編で詳しく書きます)

まとめ

雀荘は初めてでも怖がらずに飛び込んでしまえば意外と大丈夫です。最初の一店舗目で雰囲気が合わなければ、別の店を探せばいいだけです。

ただし、負けて「クソみたいな店だ」と思うのは間違いです。麻雀は人と人の勝負なので、誰かが勝てば誰かが負ちます。負けっぷりを大事にできる人が、長く楽しめます。

次の中編では給料・仕事の裏側・メンバーに課せられた11の制約・給料がなぜマイナスになるのかを全部語ります。

中編:給料・ルール・仕事の裏側を全部語る

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